SOFT66RF

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機能

４つのバンドパスフィルタを搭載できます。
バランを追加することにより、ロングワイヤアンテナを使用できます。
すべてリード部品なので、ハンダ付けが簡単です。
FETによるRF増幅を備えているので、21M帯以上での感度が向上しました。
DDS-34あるいはDDS-BASEを使用できます。

注：SMAジャックは付属しません。

Soft66RFは、これまでのSoft66シリーズをより発展させたソフトウエアラジオ・フロントエンドです。４つのバンドパスフィルタを基板上に搭載することができます。マイクロインダクタを使用しているので、面倒なコアを巻く必要がありません。また、従来どおり目的の周波数に合ったバンドパスフィルタを、トロイダルコアで実装することも可能です。

オペアンプの動作に最適な電圧を確保するために、電源を2系統備えました。オペアンプの位相特性が向上したので、イメージ信号が減少しています。

J310をRF増幅に採用しました。ノイズフィギュアの増加を抑えて、ハイバンドでの感度を向上することができました。7M以下で、ノイズフィギュアを優先する場合は、RFブロックをバイパスできます。

DDS-34、DDS-BASE、SG8002DCを使用することが可能です。DDS-BASEを使用した場合は、スプリアスの少ない受信環境を得ることができます。

基板上にバランを追加することができます。ロングワイヤアンテナを接続できるので、SWLに最適な受信環境を持つことができます。中波帯での受信も容易になりました。

質問はja7tdoアットマークzao.jpまでどうぞ。
SOFT66プロジェクトは GAS プロジェクトの一つです。SOFT66はGNU open source designです。

部品配置

回路図

右クリックで画像表示すると大きくなります。

Soft66RF組立解説

1.パーツのチェック

PartsListにしたがって、部品のチェックをしてください。回路図の定数よりもこちらを優先してください。

2.ジャンパの設定

最初にジャンパの設定を行います。基板のハンダ面にある2ヶ所のジャンパーにハンダを盛って、オンにしてください。

クリスタルの近くにあるSJ4もオンにします。

もし、ローバンドだけを受信する場合は、RF増幅をショートカットすることができます。ノイズフィギュアを優先する場合は、SJ3をオンにして、点線内の部品を取り付けないで下さい。

3.組立

下の画像を参考にしながら、部品をハンダ付けしてください。SMAジャックは、含まれていません。

4.パソコンへの接続

パソコンのLINE IN にジャックからの出力を接続してください。SDRadioを使用した方法は、こちらをごらん下さい。

5.BPFの追加

Soft66RFには4つのバンドパスフィルタをのせる事ができます。各バンドの定数は以下の通りです

中波帯：400kHz～1600kHz(L1,L3->5.6uH L2->26uH(22uH+5.6uH) or 27uH C1,C3->5600pF C2->1000pF)
160m：(L1,L3->2.2uH L2->16uH(10uH+5.6uH) C1,C3->3300pF C2->470pF)
80m：(L1,L3->2.2uH L2->5.6uH C1,C3->1000pF C2->470pF)
20m：(L1,L3->0.27uH L2->3.3uH C1,C3->680pF C2->40pF(20pF+20pF))
15m：(L1,L3->0.27uH L2->2.7uH(2.2uH+0.47uH) C1,C3->560pF C2->20pF)

カラーコード